プレスリリース
2017年8月18日
■無線LAN機能を標準装備でスマホや通信端末との無線通信に対応可能。 運行管理のクラウド化やタクシーメーター情報を活用した需要予測システムなどの次世代システムの 構築を強力にサポートするIoT時代のシステムプリンター「TS-02」を発売開始。 電子封印対応メーターとの連携で、ダイナミック・プライシング時代を見据えた無線通信による 運賃改造にも対応予定。 | ||||||||||||||||
タクシーメーター製造大手の二葉計器株式会社(本社:大阪市西区 代表取締役社長:土井 邦夫)は、 新型「システムプリンターTS-02」を発売する。 「システムプリンターTS-02」は、車載器本体に無線LANモジュールを標準装備。 オンライン決済システムやIP無線端末などで使用されるスマートホンや無線LANルータなどの通信 機器との無線通信が可能。オンライン決済システムとのメーター連動はもちろん、IP無線システムや 通信機器との連携によるリアルタイムのタクシーメーター情報や自動日報、デジタコなどの運行管理データの無線通信に対応可能。 タクシーメーターが持つ、金額や乗客データなどを活用した需要予測システムや運行管理システム のクラウド化といった、IoT時代のシステム構築を強力にサポートします。 また、オプション機器の追加なしで、無線通信によるメモリカード不要のデータ運用を実現します。 カード管理の手間や紛失・故障時の買換えコストなどを削減するとともに、帰庫後の業務時間短縮に 繋がる、効率的でスマートな運行管理システムの構築を支援します。 無線LAN規格は「IEEE802.11b/g/n」に対応。外付けアンテナ(別売)を2本まで追加可能でき、さらに安定した無線通信環境を構築することが可能です。 さらに、電子封印対応版タクシーメーターR9-6との接続により、無線通信による運賃改造にも対応を予定しています。 メモリカード挿入部を搭載しており、基地局の無線LAN環境の構築が困難な場合や無線通信に不具合 が生じた場合でも、SDカードによるデータ運用にも対応。市販のSDカードとR/Wが利用でき、専用 装置によるシステム構築に比べてコストダウンを実現しました。 また、データ収集装置「JD-400」によるデータ運用に対応しており、JD-400をお使いのお客様は、1台 からの順次代替にも対応可能です。 周辺機器との接続機能として、6ポートのシリアル通信インターフェイスとUSBを搭載。多様な外部 機器と接続できます。また、スマートホンへの給電ポートを標準装備しており、オンライン決済システ ムやIP無線システムとして利用されるスマートホンへの電源供給も可能です。 また、将来機能として、bluetoothインターフェイス(別売/開発中)との接続により、ブルートゥース 接続による周辺機器との連携にも対応を予定しています。 運行管理・安全運転支援の機能として、国土交通省の技術基準(第3編)に準拠したデジタコ機能を 搭載、無線通信によるデジタコ解析システムの運用が可能です。GPSを内蔵しており、自動日報・走行 軌跡システムを導入いただけます。 音声スピーカーを内蔵しており、安全運転を支援する機能として走行速度オーバーや急ブレーキなど の交通事故に繋がる運転行動を認識した際に音声メッセージで警告します。メーター操作と連動して 乗車時のシートベルト装着案内や降車時の忘れもの防止、 端末操作のガイダンス機能としてもご利用 いただけます。 【システムプリンターTS-02の概要】 ・スマートホン連携や無線LANルーターとの接続など次世代システムの構築を強力にサポート ・電子封印対応タクシーメーターとの連携により、無線通信での運賃改造も対応(予定) ・無線LAN機能を標準装備!メモリカード不要のデータ運用を実現 ・メモリカード挿入部を搭載、万一の場合も市販のSDカードによるデータ運用に対応 ・USBインターフェイスやスマートホンへの給電機能を搭載 ・シリアル通信インターフェイスを6ポート装備、多様な周辺機器との接続・連携が可能 ・bluetoothインターフェイス(別売)と接続して、ブルートゥース機器との連携にも対応(予定) ・デジタコや自動日報システムなどの運行管理に必要な機能を標準装備 ・音声ガイダンス機能で安全運転や端末操作をサポート
【本件に関するお問合わせ先】
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