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プレスリリース

2019年10月17日
■3,500台以上の車両で、クラウドを利用したタクシーメーターの運賃改造を実施
 二葉計器株式会社(本社:大阪市西区 代表取締役社長:土井 邦夫)は、3,500台を超える車両で、令和1年10月1日の消費税増税に伴う全国的なタクシー運賃の改定にて、クラウドを利用したタクシーメーターの運賃改造を実施しました。

 今回のクラウドを利用した運賃改造は、電子的封印対応版タクシーメーターR9-6、システムプリンタTS-02に通信用ルーターを導入いただいた、日本交通グループ(大阪、兵庫、京都、鳥取)様、飛鳥交通グループ(埼玉、神奈川)様、堺相互タクシー(大阪)様など、当初予定を上回る3,500台以上の車両で実施しました。

従来の運賃改造は、作業者が1台ずつ車両に搭載されたタクシーメーターの運賃を変更する作業を行うため、長時間の作業、それに伴う車両の停車、作業に関連する管理者様の業務等が必要でした。

クラウドによる運賃改造を実現することで、従来必要であった車両1台ずつの作業が不要になり、改造にかかる作業時間の大幅な短縮、作業のために営業できない時間の削減、作業に伴う管理者様の負担軽減等を実現し、時間や場所を問わない効率的な運賃改造を可能としました。

また、本サービスは、改造を行うタイミングでのみ通信をonにし改造が完了すると次回に改造を行うまで通信をoffにする方式を採用しており、必要な時のみ通信を使用するということを実現しています。これにより、タクシー事業者様には月々の利用料をご負担いただくことなく、クラウドを利用した効率的な運賃改造を導入いただくことが可能です。

タクシーメーターが通信機能を持ちIoT化することにより、今後はクラウドセンターの機能を拡充し、営業データや自動日報等既存システムのカードレスでのクラウド運用はもちろん、働き方改革への対応をサポートするリアルタイムでの売上・労務管理、配車アプリやMaaS等各種アプリ・システムとのより高度な連携を想定しています。また、定額運賃やダイナミックプライシング等、より柔軟でフレキシブルな新しいタクシー運賃制度への対応を想定しています。


【構成イメージ】
クラウド運賃改造 構成




【主な導入事業者(50音順)】
飛鳥交通グループ(埼玉、神奈川)
小野田中央交通(山口)
堺相互タクシー(大阪)
新日本タクシー城東(大阪)
中央交通(山口)
東京都民自動車(東京)
東宝タクシー(大阪)
東洋タクシー(千葉)
日本交通グループ(大阪、兵庫、京都、鳥取)


【本件に関するお問合わせ先】

二葉計器株式会社
TEL 本社 : 06-6538-3401 FAX: 06-6538-3409
  東京支店 : 03-3805-2801 FAX: 03-3805-2834
メール   info@futabakeiki.co.jp  


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